下水道施設の災害時対応 ”合同” 訓練が開催されました。


福岡市  と (公益社団法人)日本下水道管路管理業協会は、今年3月に「災害時における復旧支援協力に関する協定」を締結しております。

今回、市道路下水道局と日本下水道管路管理業協会 九州支部福岡県部会は、

災害対応力の向上を図ることを目的とし合同訓練を行いました。

 

 

 

福岡市以外の自治体からも見学者が訪れており、その関心の高さが伺えます。

今回のきっかけで県下の官民連携、更には自治体同士の連携の和も拡がる模様です。

 

 

 

訓練は警固断層南東部を震源とする最大深度6強発生を想定したものです。

 

「訓練開始!」

の号令により訓練を開始しました。

 

 

 

 

処理場では、指示系統の確認・各機操作や排水の作業を遂行しました。

下水道管路実施調査訓練は5班体制にて、先ずは1次調査としてマンホール蓋を開放し応急復旧や2次調査の必要性を目視判断をします。

次に、2次調査として 管渠内洗浄 ~ 自走式TVカメラにより管内の損傷状況の確認を行いました。

弊社の資機材も訓練に参加させていただきました。

 

ライフラインには、電気や水道にガス等々多種多様・・・何を優先するか慎重に対応する必要があります。

 

 

「使えなくなってから解る下水道の存在と役割。」

 

 

 

災害は忘れた頃にやって来る・・・

平時の時に練度を高めることが必要であることの

「意識付け」になった大義あるイベントとなりました。

 

 

 

福岡市職員の皆さまはじめ 福岡都市圏の自治体参加者の皆さま

また管路協九州支部福岡県部会のスタッフの皆さま

たいへんお疲れさまでした。