福岡市の要請により、9月5日にJICA(国際協力機構)の皆様をお迎えして「下水道維持管理」のデモンストレーションを行いました。
内容は実車を使った下水道管内の高圧洗浄車清掃、ならびにTVカメラ調査のデモでした。
当日は快晴でしたので、現場での見学会には最適な1日となりました。
先ずはTVカメラ調査のデモ風景から紹介します。
弊社スタッフが機材の説明を行い、TVカメラ(自走式ロボット)の操作を実演しました。
その後、操作室へ乗り込んでいただき、実際にカメラの操作・管内状況の撮影に
チャレンジしていただきました。
初めての操作でしたが、”さま”になってますね!
日本人のモノ造り。できる限り安全に強度をもたせ、軽くコンパクトに仕上げ、かつ キッチリと機材を積み込み、デッドスペースにも備品を配置する・・・
狭いと言えばそうなのですが(日本人体形に合わせたモノなので)メイドインジャパンのTVカメラ車にどの様な感想をもたれたのでしょうか?
それでは次に、下水道管内のデモ清掃について紹介します。
勿論、安全第一なので、まずは保安施設と交通誘導員の適性な配置、続いて作業前の儀式「酸素濃度測定」を説明しました。
作業車両の配置と冶具の設置方法
高圧洗浄車清掃のメカニズムと揚泥
そして弊社スタッフによる実演を行いました。
私、いつも広報で言う言葉なのですが「下水道は使えなくなって、やっとその有難みが最後に解るインフラである。」
3Kであり地味な仕事ではありますが、日本の技術力がきっと高く評価されたに違いないと感じておるところです。
皆さん真剣に説明を聞いておられました。
世界の下水道の未来はきっと明るい!
使節団の皆さまを始め、福岡市職員の皆さま、たいへんお疲さまでした。
そして慣れない説明を頑張ってくれたスタッフの皆、協力ご苦労さまでした。