公益社団法人 日本下水道管路管理業協会 九州支部主催の実技試験が、弊社の敷地内にて本日26~27日の2日間実施されます。
これは下水道管路施設の管理技術者養成事業の一つとして、管路施設の管理業務の履行について
一、必要な知識
一、必要な技術と技能
を持つ者を、その程度に応じ資格認定します。
また、個々の技術者も当然ですが、業界全体の技術水準向上を目指して実施するものです。
今回は、清掃部門と調査部門の専門技士を対象とした実技試験です。
コロナ禍の真っ最中という事もあり、受付時には抗体検査が義務付けられております。
今迄は無かったことですが・・・段取りに注意が必要となり、受験生はじめ試験官や補助員にも負担が増える事となってしまいました。
それでは試験のひとコマを紹介します。
先ずは調査部門の試験状況です。限られた時間内で、安全確認やTVカメラの調査を行います。
試験官が真横に張り付いてます・・・緊張しますね。
何やら厳しいジャッジを・・・試験官同士で確認しておるようです。
単に「操作できる」と言うことではなく、都度 〃 の確認動作が必要なのです。
なので、指差呼称を忘れると・・・減点なのです。厳しい!
危険な環境下で作業することを考慮すると、動作一つひとつに安全確認が必要になることも頷けますね!
次は、清掃部門を覗いてみましょう。
試験会場は産業洗浄でお馴染みの、いつものアノ場所です。
こちらは洗浄作業と吸引作業を実技で行います。
試験官と補助員が多くて・・・こちらも緊張必至の試験ですね。
試験開始の挨拶から始まります。
先ずは安全確認から。歯止めや保安施設の設置状況、車輛の点検を指差し呼称で確認します。
高圧洗浄車清掃に使用するノズルや治具、黄色い箱は「有害ガス測定器」です。
これらを適切に使いこなさくてはなりません。
吸引作業は、高圧洗浄後に引き続き実技を行います。
次に高圧洗浄する受験者とペアを組んで清掃作業の実技に当たるという内容です。
歴史の浅い下水道の維持管理(清掃・調査)ですが、専門的知識と技術がなければ出来ないということをご理解いただけたでしょうか?
管路協を主軸として、全国の下水道の維持管理に従事する企業や携わる技術者が技術の向上に取り組んでいることがお判りいただけた事と思います。
受験者の皆さん頑張ってください! 応援してます。
そして試験に携わる各社代表の皆さま、お疲れさまです! そして、有難うございます。