弊社では過去の事例を風化させず、また教訓とする為ために 毎年1月21日に講習を行っております。
始業前の7時半から約1時間ほど、事故防止の取組みについて学びます。
労働安全衛生法について
用語の定義、事業者の責務、労働者の責務のほか
労働災害発生の仕組み
勿論いつもの「ハインリッヒの法則」も反復学習します。
大別すると事故の要因は、下記の様に4つに分けられます。
1.人的要因(Man)
2.機械、設備的要因(Machine)
3.作業方法・作業環境的要因(Media)
4.管理的要因(Management)
製造業だけでなく、様々な仕事にも関連する要素だと思いませんか?
左図は「エビングハウスの忘却曲線」というものですが
”人は24時間経過すると3割程度しか覚えていない” らしいのです。
人それぞれ、メモを取ったりスマホのリマンイダー機能を利用したり
と努められていることでしょう。
物忘れをはじめとしたミスを防ぐ・・・仕組みを作れば、事故も防げると言う考えなのです。
一般的には「チェックの仕方に工夫する」「標識や表示で注意の喚起」「グループワークでコミュニケーションを図り相互をフォローする・等々があります。
他には?
出来ているようで出来ていない・・・否、実践していない
「指差し呼称」について紹介します。
建設業のKY(危険予知)ミーティングはじめ・・・一般の方ならば駅でも見かけるアレです。
これ、一人でも出来る事なのですが、なかなか使えます!
私「電気消したか?施錠したか?心配症候群」なのですが、必ずコレを実践しております。
近所の人に見られると、ちと恥ずかしいですが、毎朝のルーティーンで実践して
ますと忘れ物もなくなります(たまに抜けますけど)
話がズレましたが、災害が発生すれば企業のイメージダウンや生産性の低下を招くのみならず「家族へも精神的な苦痛」を与えてしまいます。
事故撲滅のための一歩となる「指差し呼称」。 今日から実践してみてはいかがでしょうか?
今日も1日ご安全に!